うつが辛いとき.この過ごし方なら乗り越えられるかも.
「うつになってから気分がとても落ち込みやすくて息をしているだけでも辛い」
うつになった時は本当に辛いですよね。
とくに何をしているわけでもなくても頭を締め付けるような重い感覚があったり、とにかく強い自己否定感をコントロールできなかったり。
そんな辛いとき、過去の自分に「こうやって過ごしたらいいよ」とアドバイスしてあげるならなんというだろうと考えてみました。
うつで辛いとき、おすすめの過ごし方は以下です。
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- あえて本を読んで勉強する
- 頭を使わない映画を見る
- 布団からでない
- あえて本を読んで勉強する
実はこの3つは難易度順に並んでいます。下に行くほど簡単なので、辛いときほど下に行くといいと思います。
あえて本を読んで勉強する
うつの時に勉強? と思う方もいるかもしれませんが、これには大きな理由があります。
なぜなら、うつの時に必要なものは何よりも未来への希望だからです。
せっかく辛いうつに耐えていても「どうせ未来は良くならない。もうすべて終わりだ」という絶望感が次から次から湧き上がってきたらまた辛くなっちゃいますよね。
ですから、もう少し元気になったらきっとよくなっていけるという希望を自分にプレゼントするためにも無理のない範囲で勉強していくのはすごく有効だったと思います。
そして、おすすめの本の種類は、
- うつ病の直し方系
- 繊細な人,HSP系
- パーソナリティ障害・愛着障害系
です。
これらの本は自分を客観的に見つめて「自分ってこういう人間だったのか」ということを再発見するのにも役立つ本です。
今まで当たり前だと思ってたことが以外にも世の中では少数派なんだ、ということがわかっただけでも生きづらさが軽くなることもあります。
ですから無理のない範囲で勉強をするのはとてもおすすめです。
ただし、うつには波があります。
大きく沈みこんでいるときには文字を読むことすら難しい(目で追っているのに内容が入ってこない現象が起こります)ので、そういうときには次のもっと簡単なことにチャレンジしましょう。
頭を使わない映画を見る
うつになると頭を使いたくてもうまく動いてくれないということがよくあります。
それは全然気にすることではありません。そういう病気なのだから仕方ないのです。
インフルエンザの子どもに50m走をやらせるのはあり得ないのと同じですよね。
というわけで、頭を使わないで時間を過ごす方法でおすすめなのが映画です。
映画に限らず映像メディアがおすすめですね。
なぜなら、映像というものは視覚的、聴覚的に訴えかけてくるものですから、本に比べて頭への負荷がずっとすくないからです。
ですので、余計なことを考えずボウっと画面を見られるような平和な映画がおすすめです。
ぼくはうつのころにジムキャリーの「マスク」をよく見ていました。
実写なのに動きがコミカルで、話の筋もすごく単純、でも笑えるというとても好きな映画です。
ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。
布団からでない
どうしても何もしたくないときもあります。
かといって布団で眠りたいのかというとそうでもなかったりするのですが。
そんなときにはもう布団に引きこもるという最終手段をとりましょう。
うつのときは何をするのも億劫で、一度布団に入ってしまうとトイレに行くのも辛かったりします。
それでも、変に何かをしようとして焦る気もちを持て余しても辛いだけですから。
そんなときは「忙しい時期には決してできなかった夢を今かなえているんだ」くらいの気持ちでじっくり横になりましょう。
さいごに
うつの頃は本当に辛いものです。
未来に希望が持てませんし、「どうせ自分はだめだ」という強い自己否定感にさいなまれることもままあります。
しかし、それは病気の症状ですから仕方ないのです。
絶対に大丈夫です。
生きてさえいれば今まで見えなかった世界が見えてきます。
ぼくもいまではうつになる前では想像もできなかったような世界の見方になりました。しかし、うつになる前よりもより世界をありのままに見られるようになったと自信を持って言えます。
絶対に大丈夫です。
うつになるほど誠実で頑張ることのできるあなたは、うつを乗り越えてさらに素晴らしい人物になれます。
うつ病で高校を留年した現在25歳くらいの男.うつになっても立派に生きていけるし, 幸せにもなれるということを発信していきたい.様々な赤裸々話を抉り出していきたいので顔は隠しています.うつ病になってはじめて気づいた,人々を苦しめる仕組みや社会のおかしな部分を少しでも良くするために「こんなことって実は問題なんじゃないか?」ということを書いていきます.