うつ体験記.うつの最も辛い時期を乗り越えた3つの方法.
とにかく辛い。
うつになったことがある人はなんとなくわかっていただけるかと思うのですが、うつの症状が出ている間って息をしているだけでも辛いですよね。
状況によっては薬もカウンセリングも全然効いてくれません。
そして、最も怖いのが自殺願望が湧いてくることです。
怖いと書きましたがうつが発症している本人にとっては自殺願望そのものは考えて出した結論であり、死ぬことは怖くても自殺願望には怖いと思えません。
それほど辛いのがうつです。
しかし、これはあくまでうつの症状の1つであって、乗り越えることができれば治療に向かって前向きなアクションをとることもできるようになります。
つまり、自殺願望が強い時期をいかに乗り切るかがとても大切なのです。
今回はぼくが自殺願望が強くとてもうつの症状が辛かった時期を乗り越えた方法を整理して、3つにまとめてみました。
「3つにまとめました」なんて言うと意識高く聞こえるかもしれませんが、ぜひ中身を見てみてください。
うつになったときは、「いかに意識低くなるか」も大事だということが伝わるかと思います笑
真面目なんて損だね、というくらい感覚で生きましょう。
1. 布団から出ない
方法の1つ目はとにかく布団からでないことです。
やらなければいけないことがたくさんある気がして焦るかもしれません。しかし、うつになった時には休むことが必要不可欠です。
仕事やそのたもろもろの事情でなかなか休めないかもしれませんが、自殺願望があるときはお医者さんに相談して休むことを最優先した方が良いと思います。
焦る気持ちはとてもよくわかります。
「休めと言われてもあれもこれもやらないと、うつが治ったとしても治った後に人生が終わってたら意味がないじゃん」と思う気持ちもすごくわかります。
しかし、経験者の視点で偉そうですがアドバイスさせてください。
あなたの人生はそのようなことでは終わりません。
うつさえ治れば、生きてさえいれば、あなたの人生は必ずまだよくなる可能性を多分に含んでいます。
生きてるだけで大丈夫です。
今のあなたには見えない、新しいステージの人生が見えてきます。
むしろ、うつは自分に見えていない新しいステージに進む必要がある人間に対する啓示のようなものかもしれません。
生きていれば本当に何とかなります。これだけは信じてほしい。
もののけ姫のワンシーン。牛飼いのお嫁さんでたたら場で鉄を作って生きるおときさんという情勢が、だいだらぼっじに焼かれてしまったたたら場をみて一言こういいます。
「生きてりゃ何とかなる」
これは絶対的真理だと思います。
とにかく、どんなにだらだらしてもいいから生きましょう。
2. いっぱい食べる
好きなものを好きなだけ食べましょう。
太ってもいいです。太ったらうつが治った後に痩せましょう。それでいいんです。
せっかく生きてるんですからおいしいもの食べないと損です。
うつの間は食欲が減る人も増える人もいるようですが、少しでも食欲があるなら好きなもの食べて楽しくいきましょう。
うつの間はとにかく死なないことがとても大切です。
死にさえしなければ新しい人生が思いもよらない方向から見えてきます。
ですから、死にたくなるくらいならおいしいものたくさん食べて、少しでも楽しく生きましょう。
3. とにかく怠惰な自分を許す
うつの間は辛いものです。
生きているだけで一仕事です。
ですから、どんなに自分が怠惰に思えても、自分を許してあげましょう。
生きているだけで本当に立派な状況ですから。
うつは時間が何とかしてくれるという側面があるのも事実だと思います。
休養が十分に取れて、英気を養うことができたら少しずつ少しずつ回復に向かうものです。
ですから、辛い時期はそれ以上自分を追い詰めず、気楽に生きましょう。
さいごに
3つの方法ですが、とにかく全部ゆるくてびっくりしたでしょうか?
しかし、うつになった時には生きてるだけで本当に立派なんです。
生きているというそれだけで大きな仕事を成し遂げているんです。
だから、せめて表面上くらいは緩くていいんです。
うつが治ったらきっと自ずと道も見えてきます。ですから、うつになっている間くらいは思いっきり怠惰に生きましょう。
うつ病で高校を留年した現在25歳くらいの男.うつになっても立派に生きていけるし, 幸せにもなれるということを発信していきたい.様々な赤裸々話を抉り出していきたいので顔は隠しています.うつ病になってはじめて気づいた,人々を苦しめる仕組みや社会のおかしな部分を少しでも良くするために「こんなことって実は問題なんじゃないか?」ということを書いていきます.